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危害のひどさの見積りの件

 投稿者:石原立憲  投稿日:2011年12月11日(日)22時43分42秒
返信・引用
  吹谷さん

いつでもご相談ください。

ちょっと気になるのが「設計時のアセスメントメンバーが『自分の経験をもとに推定する』」というところです。過去に痛い・つらい経験をした人とそうでない人では判断基準がまったくちがいます。経験をした人でも経験した設備と類似の設備でない場合は判断に迷いが生じるはずです。HPにも書いてありますが、災害が生じた場合はマネジメントリスクを招く可能性があります。経験の有無・多少に左右されることなく判定できる判断基準を作り、経営者に承認してもらうことがマネジメントリスクを防ぐ第1歩だと私は考えています。
 
 

危害のひどさの見積りの件

 投稿者:吹谷一徳メール  投稿日:2011年12月 6日(火)17時14分22秒
返信・引用
  石原先生

夜遅くにありがとうございます。
リスクアセスメントの一連の要素のなかで、危害のひどさが最も評価に影響が大きいので、できる限り妥当なものにしたいと思っており、その目的のためには、先生がていねいに説明してくださっている、労災発生の現象から出発して、その先の受傷状況とその程度を評価するのがいちばん正確で妥当に表せると思います。あとは、そこまで掘り下げた見積り作業を十分行いうるメンバーを集められるかどうかだと思います。
私どもの社の実力としましては、まだまだそのような人材は少なく、グループで作業するとしても少しの経験者の意見でまとまってしまうのではないかと懸念されます。それよりも、実力相応で十分に使いこなせるアセスメントツールを使用するほうが、災害防止には効果的ではないかと思っています。
休業日数といっても、災害発生後に医師により出されるものではなく、設計時のアセスメントメンバーが自分の経験をもとに推定するものですから、当然どのような災害が起きるかを自分の経験の範囲で想定した上での見積もりになるはずですので、先生のお考えに近いのではないかと思います。
この点から外れぬように、いくつかの段階を経ることになると思いますが、アセスメントをツール化していきたいと思います。また、検討の段階で案が見えてきましたら、ご相談させていただければと思います。
ありがとうございました。
 

(無題)

 投稿者:石原立憲  投稿日:2011年12月 3日(土)03時20分15秒
返信・引用
  吹谷さん

「休業災害」「不休業災害」「軽傷」などといったあいまいで恣意的に決まるもので危害のひどさを分けるやり方には論理性がありません。「休業日数」で分ける場合も医者が決めるため同じ休業日数でも障害の程度が異なる場合があるし、「3日以上を重傷でそれ以下だと軽傷とする」といった場合の「3日」に論理的な意味はありません。「P.2の図2-1のフローチャートに示したのは「危害のひどさを分けるとするならば、このように論理性を持たせてるべき」という「考え方」を示したものです。
あくまでも論理性の話であり、当然ながらご指摘のように具体的に区分するとなると永久/一時障害、そしてさらに永久は、要介護/介護不要などの区分を判断しなければならないので、具体的な判定基準にはならずこのままでは使えません。
実際の判定基準にするためには「要介護」とか「介護不要」になる障害とはどういうものかを明確にする必要があります。その場合に手がかりとなるのが「どの身体部位がどのような傷害を受けるか」ということであり、これを判定基準の一つにするのが良い、というのが私の提案です。
当然ながら高所からの落下の場合は、同じ高さでも身体部位が受ける傷害の程度は落下の仕方により大きくバラツキます。こういうものは落下の仕方まで規定してもそれを設計時点で判定するのは不可能なので法とか業界の指針を参考にして高さだけで判定基準を作る(しか手がない)、というようにして作ったのが表2-1です。
P.2の図2-1のフローチャートはあくまでも論理的な考え方を示したものです。なにごとにおいてもそうですが論理を具体的な判定基準にするためには、仮定をおいて単純化する必要があります。この場合、論理をもとにした仮定による単純化だと、時が経過した時点でも「過去に“ある仮定”をおいて単純化して決定した基準は現時点において適切か? 現時点では環境条件が変化しているので仮定を変更すべきではないか」という見直しができます。この場合当然「あらたな仮定による単純化」も「最初の仮定による単純化」と同じ論理に基づくことになります。これに対して論理性のないまにに単純化して基準を作ると、適切かどうかを考える場合の判断基準が明確でないため誰も見直しすることはできない(作った理由がわからないままに使用し続ける)、といったことになります。例えば「3日以上を重傷でそれ以下だと軽傷としたものを2日以上に変更する」といった見直しは「なぜ過去は3日で今回2日なのか?」と問われた場合その根拠を答えられないのでできないはずです(もともと「3日」という限定した日数に根拠がない)。
 

危害のひどさの見積りについて

 投稿者:吹谷一徳メール  投稿日:2011年12月 2日(金)11時09分44秒
返信・引用
  石原先生
早速のレス、ありがとうございます。
質問がわかりにくく申し訳ありません。
質問は、表2-1の具体的な基準にいく前の仕分けの内容に難しさがあるように思えるのです。
HPから、「実用的なリスクアセスメント基準の構築に向けて」の本文に入り、リンク資料RA2_2-2のP.1の考え方でP.2の図2-1のフローチャートに示されるように5つに仕分けされます。このことは、よくわかるのですが、アセスメントを行うメンバーに相当な知識、経験がないと、永久/一時障害、そしてさらに永久は、要介護/介護不要などの区分を判断しなければならないし、それをやっても精度は落ちると思われます。一般には、休業日数なら経験からおよそ推測できるが、介護がいるかいらないかなどまで、多くは経験にないのではないかと思うのです。確かに、当面の損失である休業日数だけでなく、将来に亘っての日常生活およひ仕事に影響する障害が本当の損失ではあるのですが、リスクアセスメントは、ゼロかどうか、そして手を打つ順番と切迫度がわかればいいので、評価作業は、単純で精度を維持できればよいのではと考えるのです。
実際に、ご紹介いただいている考え方でやってみたいと思い、いま案作成中ですが、ここのところは、そのような意見が出てきそうな気がしています。
長々と書きましたが、当社も現行版をよりよいものに変えていこうとしていますので、紆余曲折はあると思いますが、今後もいろいろと参考にさせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。
 

危害のひどさについて

 投稿者:石原立憲  投稿日:2011年12月 2日(金)01時18分2秒
返信・引用
  吹谷さん
ご質問ありがとうございます。
ご質問の内容について確認させてください。
休業日数を見積もるよりも困難なように思われる「第2部の2. の(2)に記述されている細かい表現での受傷状態」というのは「表2-1 危険源との暴露状態及び被災部位を用いた危害のひどさの判断基準例」のことを指すのでしょうか?
表2-1は、「休業日数」などといった「災害が生じた後でお医者さんが判断・決定する指標」を用いずに、例えば、機械類への挟まれ・巻き込まれ危険源については「挟まれ・巻き込まれる体の部位(これなら設計時点で判断できる)」のみで図2-1に示す「危害のひどさの区分」を判定しようというものです。この場合、足・手が(複雑骨折)するか(単純骨折)するかは危険源の種類をみれば判断できるし、判断に迷う場合は(複雑骨折)とすればよい、というのが私の考えです。
現時点ではこの表2-1が実用的であると私は考えています。
貴兄の言われる「細かい表現での受傷状態なので休業日数を見積もるよりも困難」というのは表2-1のどのようなところなのか教えていただければ幸いです。
 

リスクアセスメントの危害のひどさ評価について質問

 投稿者:吹谷一徳メール  投稿日:2011年12月 1日(木)13時53分3秒
返信・引用
  製造業の安全担当者です。HPの記事、よく読ませてもらっています。
そのなかで標題の件について、質問させてください。実用的なリスクアセスメント基準に関して、第2部の2. の(2)に記述されている細かい表現での受傷状態は、休業日数を見積もるよりも困難なように思われます。確かに災害が起こってからでは、区分しやすいようですが、先生か論じられているように、新設備の設計・製作の評価段階では、エイヤーになってしまいがちとおもわれます。
この点について、実用に向けての良い方法、事例をご紹介ください。
 

、「安全レベルの向上」と「安全管理の効率化」を両立させるために

 投稿者:石原立憲  投稿日:2009年10月21日(水)00時09分35秒
返信・引用
  世はまさにリスクアセスメントばやりで、「リスクアセスメントのシステムを構築すれば安全レベルが向上する」とばかりにリスクアセスメント熱が広がっています。
でもちょっと待ってください。皆さんの職場で構築している、あるいはこれから構築しようとしているリスクアセスメントの内容は、本当に潜在危険のリスクが評価できて確実にリスク低減できるものなのですか?例えば次のようなことがないのでしょうか。
「具体的な判断基準を定めてないので評価者の経験の差により評価結果がばらつくが、この場合は多数決あるいは現場管理者が決めることにしている。」
多数決や管理者の判断で危険源のリスクの大小を評価するやり方は、これまでも現場パトロールやヒヤリハツト活動で危険源を摘出した時に行ってきたのでありませんか?従来と同様の評価基準を採用したままで、「リスクアセスメントを導入したから安全レベルが向上した(危険源のリスクを評価するやり方が向上した)」といえるのでしょうか。
リスクアセスメントの目的は「リスク低減対策を講じるために危険源のリスクを評価する」ということであり、「危険源の怖さを知ることで安全意識の向上を図る」ということではありません
リスクアセスメントが機能するためには、危険源・危険状態を抜けなくリストアップするだけでなく、さまざまな安全方策(設備的、管理的)が持っている安全確保の能力を理解してリスク大きさに応じた安全方策を採用できるようにすることが大切です。
まず理解しなければならないことは、さまざまな安全方策が保有する安全確保の能力です。具体的には、安全方策には確実に安全を確保できる「確定的安全方策」と確率的にしか安全が確保できない「確率的安全方策」があるということ、また、確率的安全方策にも色々あり、安全を確保できる確率(安全確保のレベル)に差があるということです。このことを理解しなければ、「安全レベルの向上」と「安全管理の効率化」を両立させることはできません。
このホームページ(http://www.k5.dion.ne.jp/~shikumia/index.html)では、「安全レベルの向上」と「安全管理の効率化」を両立させるために必要な「さまざまな安全方策が保有する安全確保の能力」について説明してあります。読んでいただき職場の安全に生かしていただければと思います。
 

本質的安全設計方策の目的別分類はオリジナルか?

 投稿者:石原立憲  投稿日:2008年 6月28日(土)18時13分53秒
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  国際規格の基になった欧州規格(EN規格)を作る段階では、本質的安全設計方策」「保護方策」「使用上の情報」の定義を決める時に、今回説明した「本質的安全設計方策の目的」は当然のこととして提示され、その上で採り上げる技術要素を検討したと思います(欧州はEN規格を作る段階で先進各国に参加を呼びかけたが、日本は米国に同調して代表を出さなかったと聞いています。)。「EN規格または国際規格を作る段階における議事録あるいは規格発行時の解説があればそれに載っているのではないかと思います。(これが入手できていたなら苦労して推測する必要はなかったし、より適切な表現にできたと思っています。)
よって推測はしたがオリジナルではないと考えています。
 

本質的安全設計方策の目的別分類について

 投稿者:石原立憲  投稿日:2008年 6月28日(土)02時06分21秒
返信・引用
  岡崎さん
ご質問について回答します。
今回講習会で説明した「目的別分類」は、私が考えて安全技術応用研究会に提案し、安全技術応用研究会が採用したものであり、別の規格などで定義されたものではありません。
国際規格(&機械の包括的安全指針)のいう「本質的安全設計」に記載されている技術要素は、「機械設備の本来の機能そのものが安全であるようにするための技術要素」ですが、個々の技術要素の文言を見ただけでは一体「本質的安全設計」とは何を目的としているのかが分かりません。そこで15項目の中に書かれている技術内容をじっくり眺めてそれぞれが何を目的としているのか考察した結果、今回講義で説明した7つに分類できた、ということです。
今回講義で説明した資料は、スペースの関係で7つの目的の項目に国際規格(&機械包括安全指針)に記載されている技術要素の全てを記載せず、例示といった意味づけで記載してあります。「簡略化したもの」ではなく、紙面の関係で「一部省略したもの」です。機械の包括的安全指針(別表第2を含む)そのものは、国際安全規格と内容が同じです。しいて言えばJISの日本語は分かりにくいのに対して指針の表現は日本語として分かりやすくなっている程度の違いです。
国際規格(機械包括安全指針)の技術要素の表現だと、規格に書かれている技術要素が「本質的安全設計」の全てであると誤解してしまう可能性がありますが(日本人は「決められたルールは守らねば」と守勢になることが多い)、今回説明したように目的別に分類すれば「本質的安全設計」を正しく理解できるので、規格に書かれていない新しい「本質的安全設計」の技術要素を考案して採用するようになるのでは(国際的に提案することもできるようになるのでは)と期待されます。
以上ですが、不明な点、追加質問があればお願いします。
 

講義内容についての質問

 投稿者:岡崎康隆メール  投稿日:2008年 6月26日(木)15時02分46秒
返信・引用
  当方は、設備導入時の安全面でのチェックシートを業務で作成しています。
チェックのモレが無いように、厚労省の機械包括安全指針にもとづくようにしたいと考えていますが、理解困難の点がありました。

昨日の講義の中でTEXTのP12に本質的安全設計方策を目的別に分類されたものがあります。
たいへん理解しやすくなっています。
この説明の方法は、石原先生のオリジナルと考えてよいでしょうか。
それとも、別の規格等で定義されたものでしょうか。

また、この説明は、上述の指針の別表第2と比べて、多少簡略化されたものと考えてよろしいでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、教えていただきますようお願いします。
 

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