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義憤に敬意

 投稿者:H・F  投稿日:2014年 1月14日(火)22時25分26秒
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  古希の年齢に近くなり、余命が気になってきた。「今」を大事にしなければ…と。しかし「今」が良ければ子や孫の未来はどうでもいいのか?
今、ニュースで東京都知事選挙に細川氏が立候補したとのこと。K氏はそれに「失望」とのこと。
自分たちよりも余命の少ないはずの細川氏が、「閑居」を捨ててまでの立候補の決意には、現政権の原発政策に対する「義憤」があると信じる。
福島原発の事故により原発の安全神話は完全に崩壊したはずにも拘らず、原発依存から脱しようとしない現政権と、必要悪として認めようとするような社会の風潮に対する「義憤」とみる。
小さな島の地震国日本に17もの原発基地が存在している。地震によって事故が多発すれば、基地がテロの標的にされたら、たちまちに国内には住めなくなる、いや、その前に日本人の命が奪われる…そうした危機感が「義憤」となり、今回の立候補を決意させたものと思う。
東京は日本を代表する首都、その東京から日本全国に、そして世界に「脱原発」を発信することの意義を感じられてのことではないだろうか。国民の命、東京都民の命を第一に尊重する政策なくして何がオリンピックか、との思いからではないだろうか。
オリンピック誘致に浮かれる前に打ち出さなくてはならない政策があるはずとの「義憤」とみる。
物の豊かな文明生活は、大量のエネルギー消費で成り立っているが、その本質は何だろうか。消耗し再生することのない地下資源の利用は現代人の特権ということだろうか。「今」さえ良ければそれで良いというのならそれは未来の子孫に対する侵害ではないだろうか。
利己的な祖先を持ったばかりに、未来の子々孫々は、資源の枯渇に加えて、自分たちの利用していない電気のために生み出された放射性毒物管理に苦労することになる。
原発が生み出す放射性物質は永遠に保管するしかないと言われ、事故になれば大量に放出される。そしてその保管場所になることを誰もが拒否し、受け入れる自治体がないという現状。
現在の原子力工学ではこの原発を未来永劫安全に運転し、かつ廃棄物を安全に保管することは不可能と言われている。
代替エネルギーの有無にかかわらず、脱原発以外に幸せな未来はない。子々孫々の幸せを無視して成立する利己主義、「今」が良ければそれでいいという社会に幸せがあるだろうか。
細川氏は「閑居」な暮らしの中から、がむしゃらに成長を求める時代は終わった。多くの経済大国は、成長の副産物として貧富の格差や環境破壊を生み出してきた。我が国は、それとは異なる「脱成長」の経済モデルを示し、エネルギー消費を抑制しながら、安定した社会基盤と豊かな自然環境を備えた、成熟した国づくりを目指すべきとの境地に至られたのではないだろうか。
そのために余命を投じて、脱原発の必要性を世に問い、訴えたいと。
今回の東京都知事選挙に立候補する他の候補者や現政権の官房長官の談話として「原発問題は日本の国の政策選択の一つの問題に過ぎない、東京都にとっても一つの政策課題に過ぎない、それよりも大事なのはオリンピックの成功だ」とのTⅤニュースがあった。
国の統治の原点は「国民の命、国民の暮らし、国民の人権を守る」ということにあるはず。
統治の立場にある、その立場に立とうとする人間として実に恥ずかしい談話だった。
この上は、今一度細川さんに統治者のトップに立ってほしいと思う。
長くなり申し訳ない。
こんな考え、思いの人間もあるという程度に軽く読み流してほしい。
 
 
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